カカトのゴムがすり減ると金属部分が出てきてしまいますが、そのままで履き続けると修理が困難になってしまう場合があります。
上写真のようにすり減ったゴムを取り除くと、金属部分が現れます。新しい材料を取り付けるために金属部分を引き抜くのですが、金属の頭の部分が削れすぎてなくなっているとニッパーで挟むことができず、引き抜けない時があります。
上写真のようにきれいに引き抜けると何度でもお直しできますが、どうしても引き抜けない場合は中に押し込んでしまいます。それを何度も繰り返すと、中に金属がつまってしまい最悪お直しができなくなってしまいます。
特にピンヒールは金属部分まですり減りやすいので、ぜひこまめにチェックしていただくと靴が長持ちします。